ボケ写真を撮るなら、絞り【F】

説明レンズ
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ボケ味を出せる写真を撮るには…

初めての方でも簡単に、背景をぼかした写真を撮ったり、ボケをなくして、全体にしっかりとピントが合っているような写真を撮りたいですよね。

それを撮るためには、絞りを知る必要があります。

ボケ具合を左右するのが、F値(絞り)です。難しくはないと思いますので、その「F値」について出来るだけ分かりやすく解説してみますので、是非最後までご覧ください。

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まず先に、ボケを撮りたいなら、ポートレートモードにしてみる

ボケの写真を撮りたい場合、そういう時はまず、ポートレートモードにしてみる。人の顔のマークの設定。このモードはピントが合った所以外をぼかすモードです。これは最初からカメラに組み込まれている設定です。一眼レフに限らず、今ではコンパクトカメラ、携帯電話にまで装備されています。

なんか、このポートレートモードで「ボケ写真」の用が足りてしまったようにも感じますが、実はそうでもありません。もう少し掘り下げてみます。

難しそうだな、と思うかもしれませんが、F値の仕組みが分かってしまえばとっても簡単なモードです。

次に、ボケを撮りたいなら、Av(絞り優先)モードにしてみる

今度は、ボケの写真を撮りたいという方のための、2つ目の方法です。モードをAv(絞り優先)モードにしてみる。このモードはボケに関係するF値を自分で自由に設定する事が出来ます。それ以外の項目は基本的にカメラ任せで撮ることができます。すべてのカメラが同じではありませんが、中には感度(ISO)を設定しないといけないカメラもあります。

Av(絞り優先)モードにしたら、その設定の数値を最小にします。最小にすれば最大のボケで撮れます。逆に数値を上げていくと、同時にボケ感が少しずつ無くなり、撮りたい物の手前も向こうもピントが合っていきます。

ボケ感の違い

絞り値を変えることでボケ感をコントロール出来るようになります。単に数値を上げたり、下げたりするだけの簡単な操作です。

下の写真は、F値が2.8の写真です。このくらいの数値で約30㎝位向こうの物を撮ると、こんな感じになります。中央の電池にピントを合わせていますので、それ以外の所はボケています。

電池中

次に、数値をF11まで上げた写真です。同じく電池の中央にピントを合わせていますが、数値を上げたことで、中央以外の電池や、更にその向こうにある白い箱の文字まで何が書いてあるかまで、見えてきました。このボケ感は自分のお好みのボケ感で自由に設定してみてください。

電池全

ボケ写真は、望遠を使うと更に効果アップ

更にボケ感を出した写真を撮りたいなら、望遠を使うことです。うまく背景をぼかしてモデルを際立たせてた写真を撮りたいのであれば、望遠にして、F値を最小にしてみましょう。

いかがでしょうか。難しそうなF値も、まとめて言ってしまえばこれだけ。
雑誌に載っているオシャレな写真、背景をぼかしてモデルを際立たせている写真、色々ありますが、F値の調整を覚えれば、お子さんや家族、身近なお友達をプロのように撮ることができます。

ポートレートモードやAv(絞り優先)モードを使って、ぜひトライしてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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