集合写真を撮る時のツーなコツ。

設定なしの集合写真
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皆さんは、集合写真を撮る時にどんなことに気を付けて撮っていますか? また、どんな並ばせ方をしていますか?

集合写真は、なかなか人数も多くなると大変ですよね。大勢の人を撮るので、慣れないと結構なプレッシャーもあると思います。

この記事をご覧いただけると、ある程度の人数を撮る時のちょっとしたツーなコツが分かります。また、横に広がりすぎたときの対処方法も解決できます。
 

撮り方は色々ありますが、今回の記事は並ばせ方の方法を説明します。

集合写真を撮らないといけないときは、

  • 仕事で撮る時
  • カメラを持っていたから撮らないといけない流れになった

大きく分類すると、この2つではないかと思います。

室内でストロボを使って撮影する場合、人とカメラの距離や、ストロボの強さ、カメラの性能に左右されやすいですが、天気のいい日は20人くらいであれば何とかなるものです。

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人を並ばせるときのイメージと慣れ

まず、集合写真を撮る時は、人を並ばせるところから始まります。

単に「ここに並んでください」というと、並ぶどころか、言われた付近にモソモソと集まるだけ、これがほとんどです。これだと良い写真は撮れませんし、どんな感じに並ばせていいのか、時間もかかりそうです。

集合写真を撮り慣れていないカメラマンは、大体が人が集まるに連れて緊張が高まります。

その時点で緊張しすぎると、どう並ばせて、どんな感じに撮るか、ということで頭が真っ白になるかもしれません。結果、顔が見えないとか、横に広がりすぎた、等が起こります。緊張、これは慣れるしかないのですが、撮影する時のイメージが出来ていれば、そんなに苦労もしないと思います。

例えば30人、外で撮る時、どういう集合写真をイメージしますか?

「ここに集まってください」という号令に無造作で集まった約30人。

簡単です、イメージしてみてください。

カメラを覗くと写真と同じくらいの比率の画面があります。仮に30人、横一列になったとします。画面から見える光景は、天と地の空白が思いっきり空いて、しかも人が小さく映る。

では二列にすると、15人と15人なので横幅は半分になりますが、まだ天と地が空きすぎます。

三列だと一列が10人。もしかすると、このくらいが丁度いい感じです。

私の場合、30人の集合写真を撮る時、撮る場所が平地の場合、人は三段(三列)がストレスを与えず、楽に撮れる並びと考えています。この辺は人によって考え方が違います。

一列目はしゃがんでもらい、二列目は中腰、三列目は立ってもらいます。ただ、ご年配の方が居たりすると、しゃがんだり中腰は負担を掛けたりしますので配慮が必要です。

例えば、並んでもらった時のバランスも考えると、前から一列目は9人、二列目は10人、三列目は11人といった配置です。

なぜかというと、前から一列目の人の真後ろに並んでしまうと、顔が隠れるかもしれませんし、顔だけ見えて体が一列目の人の顔で二列目の人の体が隠れてしまいます。必ず前の人の間から見えるように、互い違いに、交互に並ぶ必要があります。三列目も同様です。

横に広がりすぎたときの対処

集合写真を撮る時、必ず好条件が整うとは限りません。

集合写真の並び

図左のように、人とカメラの位置の場合、距離の差が出ます。

集合写真を撮る場合、特に室内でストロボを使う場合に違和感のある写真が出来る場合があります。

どんな違和感かというと、端の人が歪んだり、ピントが合わなかったりするケースです。野外の場合は、気にならない場合が多いですが、室内でストロボを使うときは注意が必要になってきます。

他の方法としては「絞る」または「風景モード」という方法もありますが、いずれも必ず練習をおすすめします。

また、そのような場合には図右のように、人とカメラとの距離の差を少なくするために、端の人を左右とも数人、湾曲させてあげる方法です。こうすることによって、距離差が限りなく少なくなるので、歪んだりピントが合わなくなるのを防げます。

人とカメラとの位置や距離

集合写真を撮る時、人とカメラとの距離も重要です。

集合写真の距離感の写真

集合写真を撮る場合、全体の人の幅とカメラとの位置はおおよそ二等辺三角形になるようにした方が良いかもしれません。人とカメラとの位置が近くなればなるほど両端の人がボケたり歪みます。距離を取れば防げます。横に広がればその分カメラも下がらないといけません。

設定付きの集合写真

サンプル写真としてこの写真は、マニュアル撮影での設定です。人数が多いのと距離がありますので、業務用ストロボを使っています。

あとがき

今回の記事では、並ばせ方やその方法でした。

小人数の集合写真は、比較的、撮りやすいと思います。友達や家族であればワイワイしながら撮影できますので、練習には最適だと思います。

知らない人を撮る場合は、コミュニケーションを取ったりしないといけません。

時には「早く撮れ」という方もいらっしゃいますので、慣れないと一気に緊張が増したりします。

この辺は慣れと経験でしかありません。

下の動画では、色々な撮り方や方法、経験談などを解説しています。他にも色々ありますので、是非ご覧になってみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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